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四十肩・五十肩

こんな症状はありませんか?

  • 服を着たり、髪を結ったりする時肩が痛い
  • 肩が痛くて夜中眠れない
  • 足首を捻挫してしまい、歩行・走行が困難
  • レントゲンを撮っても肩の痛みの原因がわからない
  • 腕が満足に上がらない
  • 手を頭の後ろや腰の後ろにもっていくと痛い
  • 手をあげると痛みがある

四十肩・五十肩の症状について

突然激しい痛みが現れる急性期

ある日突然、腕を動かした時に肩に鋭い痛みが発生するのが四十肩・五十肩の典型的な発症パターンです。ほとんどが片側の肩のみに症状が現れます。

その後、肩を動かすときに、痛みが二の腕や手先に伝わるようになります。
しびれをともなうこともあり、眠れないほどの痛みが生じることも少なくありません。
これは肩関節の炎症によるもので急激な痛みは、数日間で治まります。

肩を動かせる範囲が制限される慢性期

急性期の痛みが治まるとともに、鋭い痛みから鈍い痛みへと変化し、肩を動かせる範囲がだんだん狭くなっていくことがあります。とくに肩を上げたり、後ろに回す動きが困難になります。

これを拘縮といいます。痛みのために、肩の筋肉を動かさないでいると、組織の癒着が起こり、さらに動かなくなって治療が長引きます。

四十肩・五十肩はなぜ起こるのか

肩は色々な方向に動かせますが、その為に肩の構造は複雑で不安定なものになっています。

腕を上げる動作一つにしても、肩甲上腕関節、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲胸郭関節と4つの関節が協調して動きます。

そのどれか一つの関節に動きに異常が出ると、他の関節も次第に動きにくくなり、やがて腕が上がらない肩が痛いといった症状につながっていきます。 また、肩は色々な方向に動かす為に多くの筋肉が付着していますが、動きが悪くなってくるとこれらの筋肉には過剰な負荷がかかり、結果として慢性的な症状につながってしまいます。

さらに、首・背中・腰などの影響で、肩の動きに制限があることもあります。

これらの部位についても併せてアプローチしていく事で、症状の改善だけではなく再発防止につながる根本改善が可能になっていきます。